我が愛しのソウルフード・長崎編

千葉県民になってから2年が過ぎました。
今住んでいる街に初めて来たときの印象は、正直、「活気が少ないし無駄に面積が広い……」という感じでした。が、住めば都とはよく言ったもの。
好きな場所や人が増えた今では、離れがたい気持ちさえ生まれています。

とは言え、僕が生まれ育った長崎県にあって、ここにはないものが恋しくなる時もあります。
特に食べ物に関しては。

そんなわけで今回は「無いとさみしい長崎の食べ物」を列挙するエントリーです。

カステラ

特に福砂屋のものをひいきしてます。
ほどよい甘さと卵の風味、半分溶けたざらめのしゃりっとした食感。
元々そう頻繁には食べていなかったけど、はてなの別アカウントでプロフィールアイコンにしているくらいには好きです。(それ大好きなんじゃね?)

あごの干物

あご=トビウオ。
近頃は「あごだし」として、九州以外でも広く認知されているようないないような。
塩辛いし歯に挟まるんだけど、身に凝縮された魚の旨みを味わえます。酒の肴にもよさそうな味。
福岡にいた頃も実家から時々送られてきてました。

かんころもち

かんころ干し芋
餅つきの時に蒸したかんころを練り込むと、素朴な甘みのある「かんころもち」がつき上がります。
あんこを包み込んだものはさらに甘々。
千葉でも干し芋が作られているのに、餅に入れる習慣はなさそう。美味しいのになー。

今でも年末になると実家から届くんですが、書いていて思い出すのは、実家の年末年始の風景。
正月の支度で働き回る祖母の姿、餅を丸める手伝い、石油ストーブに餅を乗せて焼いて食べた記憶。
嗚呼、郷愁のかんころもち。

九十九島せんぺい

読みは「くじゅうくしませんぺい」。つくもじゃないよ。せんべいじゃなくてせんぺいだよ。
ピーナッツが入っていて、甘くてパリパリした独特の食感のお菓子。

くじゅうくしーませんぺい♪(CMソング)

公式サイトにある「バーチャル試食」が面白いです、なんだこれw
https://www.99grp.co.jp/99senpei-s/new_senpei.html←このページの一番下から)

竹下製菓のアイス

特に、ブラックモンブランミルクック
地元民にとってはどちらも定番のアイスです。子供の頃大好きでした。

厳密に言うと竹下製菓佐賀県にあるんですが、それはこの際関係なか(方言)。
竹下製菓のサイトを見ると、九州北部では定番のアイスがずらり。
ストロベリーの袋氷も夏場よく食べたなあ。

一部の商品は通販でまとめ買いできるけど、そんなに沢山はいらないというか、沢山入らない(冷凍庫に)……。

蛇足。

このリストにちゃんぽんと皿うどんを入れたい気持ちもありました。
が、一都三県には意外にもリンガーハットがいっぱいあります、「こっちの人そんなにちゃんぽん食べるの?」と心配してしまうくらいに。
さらに言うと、僕はまだこっち来てから一度もリンガーハットで食べてないです……。
や、無いとさみしいのは確かなんだけど、その気になればいつでも食べに行けると思うとさ……。

今度食べに行きます、うん。
「九州と味違う?」って去年聞かれたのに、いまだに答えを知らないし。

次回は福岡編も書かんとね。