図鑑好き垂涎? 3DS『花といきもの立体図鑑』

3DSの図鑑ソフト『花といきもの立体図鑑』、体験版が面白かったので買っちゃいました。

子供の頃、百科事典のページをぱらぱらめくって眺めた経験が誰しもあるんじゃないかと思いますが、基本的にはああいう感じ。
個々の項目にたどり着くまでの機能(図鑑のさくいん)がバラエティ豊かで、その日の気分に合った切り口で楽しめます。

ここでちょっと、紹介がてらに改めてプレイしてみます。

タイトル画面の「ビジュアル目次」を時期別に並べ替え。
「冬」の一覧をタッチ。
あ、コチョウランがきれいだな。タッチして写真と解説を見ます。
花の形が蝶が舞う姿を思わせる、とのこと。ふんふん、写真を見て納得。
花は明るいほうを向いて咲くんだ、へえー。

さて、このソフトの特色は、いま見た項目と関連している項目へと飛べる「いきものリンク」機能なんです。
コチョウランの項目に一通り目を通したので、「いきものリンク」をタッチ。
コラムが4つと、「生育する環境(冬の街)」へのリンクが示されました。

「生育する環境」をタッチすると、3Dグラフィックで描かれた冬の街の風景に移動します(おー、雪降ってる)。
この画面では、風景の中にある動植物を探します。3DS本体を上下左右に動かすと、連動して視点が動いて、風景を360°見渡せる仕組み。
空を見上げてみたら「ワカケホンセイインコ」というのが飛んでいたので、これを選択。
鳴き声を鑑賞できる「なきごえビュー」も入ってました。あ、どこかで聞いたことある気がする。
さらにいきものリンクを見ると、インコが名前の由来になっている植物「インコアナナス」が出てきました。

……と、こんな風に、好奇心の赴くままに読み進めるのが結構楽しいです。
他にも、花の写真を3DSのカメラで撮影して検索する「花カメラ」なんて機能もあって、散歩のお供にも良さそう。
僕は写真を撮るのが好きな割には草花の知識に疎くて、でも、このソフトで遊んでいれば少しは詳しくなれるかなーと期待しています。

そうそう、図鑑といえば……
時には、グロテスクな写真やイラストを直視してしまって衝撃を受ける場合もありますよね……。
このソフトにはそこまで嫌なものは入ってないと思いますが、デリケートなかた向けに「見たくないいきもの設定」があり、ゲーム開始時から設定を勧められるのが親切でいいなーと思いました。
こういう絞り込みが効くのもデジタルの図鑑ならではですね。

花といきもの立体図鑑(任天堂ホームページ)

花といきもの立体図鑑 - 3DS

花といきもの立体図鑑 - 3DS