手帳に対するこだわり。

はてなダイアリー今週のお題、「私の小さなこだわり」。

「○○じゃなきゃ駄目」という思い込みは取っ払って考えたい信条なんですが……あらためて考えてみたら、「これは当分外せないだろうなあ」と思うこだわりが一つ浮かびました。


手帳の紙はぜったいに方眼紙。

罫線が苦手で、方眼が好きな理由

罫線の手帳にはなんとなく窮屈さを感じてしまいます。
それこそ根拠のない思い込みなのだけど、「1行ずつ丁寧に、お行儀よく使いなさいね」という無言の圧力が込められているような……。
仕事や勉強で使う分にはまあ構わないけど、好きになるのは難しい。
縮こまって過ごしていた学生時代のノートと同じだから。

対して、方眼は縦横無尽、ほどよく自由なイメージ。部屋着感覚。
自分の都合で横か縦の一方のラインだけを目印にしても、あるいは全く無視してしまっても、懐の深い方眼さんは目くじらを立てません。
僕にとっての手帳は、リラックスできる時間に、自身の想いや考えと向き合うための鏡のような道具。
他の誰に見られるでもなく、思考の羽を自由に広げる行為には、方眼の手帳がよく似合っています。
そういえば中学時代、放課後や休み時間の遊びに使っていたメモ用紙も方眼でした。

ちなみに、無地の紙。
メモ書きにはぴったりだけど、文章を綴るにはちょっと自由過ぎて心許ない感じがします。
まっすぐ書こうとすると多少頑張らなくちゃいけない、幾何の綱渡り感。
寝室でも、全裸よりは下着を着けているほうが落ち着くタイプです(急に何のカミングアウトだ)。

愛用は「ほぼ日手帳

初めて買ったのは2005年版、それからずっとほぼ日手帳です。今年で7年目。*1
去年、モレスキンの方眼ノートを書店で手にして、「あ、これでもいいじゃん!?」と一度は思ったものの、1日1ページのほぼ日手帳と違ってページの残りを気にしなくてはいけないことに気付いて、結局は変えず。
来年あたり一度浮気してみてもいいかもね。

お題、楽しいな

自発的にはわざわざ文章で発表しないようなことを堂々と書けて面白かったです!

*1:ちなみに、今年のカバーはツートン・ドット