別目線で楽しむ

先月買っておいた、「BRUTUS」のスタジオジブリ特集号を読む。
借りぐらしのアリエッティ』の制作エピソードはもちろん、現在のスタジオジブリ・現在の宮崎駿の状況も垣間見える内容で興味深い。
我修院達也が語る、青蛙とカルシファーの演技の話が面白かった。

評論家・宇野常寛と女優・香椎由宇の対談といった形で、これまでのジブリ作品を深く読み解く企画も。
こういう深読みって読む分には面白いんだけど、僕自身はこういう発想が滅多に持てないんだよねー。
もっと文化的な素養がないといかんともしがたいのだろうね。


読んでいる途中、この雑誌がさりげなく珍しい作りになっていることに気付いてそっちにも興味津々。
3種類の紙が使われていて、ホチキスの針が見えるページが2カ所ある!

厚紙のページ(付録のキャラクター図鑑)は本の真ん中だから分かりやすいけど、後半の「Book in Book」と銘打たれた宮崎駿のページ(質感に暖かみのある紙)は、よくよく観察するまで綴じ方が分からなかった。別個にホチキス留めしてから糊付けで綴じ込んでるっぽい。

雑誌はあんまり読まないからこういうのが物珍しい。凝ったことしてるなあ。


マガジンワールド | ブルータス - BRUTUS | 690
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