過ちではなかった

twitterで最近話題の音楽家平沢進氏の音楽を初試聴。

彼が話題になった経緯については、このあたり↓を参照。
【やじうまWatch】 平沢唯ならぬ、平沢進さんに萌えるTwitterユーザーの皆さん ほか -INTERNET Watch
私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない。とは (ワタシハヒラサワススムダゾヒラサワユイジャナイとは) - ニコニコ大百科

アニメファン的に要約するなら、平沢さんは「『けいおん!』の唯の名前&バンドのパートの元になった人」なんだそうで。
本人の平沢唯発言で「知ってたんだ!?」と一気に注目が集まった上に、続く発言の面白さ・かわいらしさから一気にフォロワーが急増した様子。僕もフォローした“有象無象”の一人です。

さて、『けいおん!』はボーカル曲の良さが魅力の一つだけども、こちらの平沢氏は一体どんな作風の人なのか。
本人が「間違えてここに来てしまった人は、ここ http://www.teslakite.com/fr... に行けば自分の過ちに気がつくので。行くとよろしい。」と示してくれたMP3の配布ページは瞬間的なパンク状態で、「ならベー!!!一列に並んで順番に行けー!!!」という状態だったので(笑)、検索して、初めて辿り着いたのがこの動画。

はてなブックマーク - 平沢進セレクション‐ニコニコ動画(ββ)

独特すぎる歌詞とメロディ。
「あー、これは上級者向けの音楽だなぁ……」というのが初対面の印象でした。
ところが、メドレー3曲目の「仕事場はタブー」あたりからだんだん楽しく感じられるようになってきて、中盤にさしかかった頃にはすっかり夢中。気付けばこの文を書きながら動画の2週目を再生してたりします。
よくよく聞いてみれば、音楽自体はそんなに変じゃなく(こんな表現でいいのかどうか……)、案外昔のゲームに合いそうな感じ。いろんなジャンルの音楽の要素が複雑に混ざり合っていてサントラ盤感覚。『MOTHER2』の「ダンジョン男のテーマ」的な混沌。そうかと思えば、「金星」なんかは普通にいい曲だったりして……。
歌声も、詩的で壮大な歌詞も、慣れてくると心地良い。

TSUTAYAでレンタル……はしてなさそうな感じなので、ひとまずMP3をダウンロードして聴くとして、それから、氏が音楽を担当されているアニメ作品の一つ『パプリカ』をいずれ観ようと思います。