花咲く宴

週末、郷里の叔父の披露宴に出席してきました。
二度目の結婚という事もあってか、形式ばった展開は少なめ。
年季の入った会場(旅館)に、豪華だけど微妙な料理、騒ぐ子どもとおっさんども、誰のいつの曲だか分からないカラオケ……と、いかにも田舎の宴会感全開のイベントで、
多少気疲れしたものの、終わってみれば面白い経験でもありました。

一晩泊まってから帰ることにしたので、夜には新婦さんと一緒に夕食を囲むことに。
一人加わるだけでも、食卓の雰囲気というのは大きく変わるもので、
その人の言動に馴染めず、夕食後は早々に席を外してしまいました。
悪い人では多分ないので、いずれは慣れられるだろうとは思うんだけど……。

僕が子供の頃に住んでいた名残が今なお残っている、あの家の雰囲気が、十数年ぶりに大きめに変わろうとしていました。
再婚は勿論おめでたい事なんだけど、内心は少し戸惑ってもいます。
早いうちにまたあちこち写真を撮って、好きな光景を手元にとっておきたい。

畑のプラムの木がちょうど見事に満開で、霧雨が降っているようないないような、ギリギリの天候の中でカメラを構えて回りました。

行き帰りの道路の脇には、鮮やかな桜のピンクと菜の花の黄色。
帰りは基山SA(上り)に寄って、福岡のローカル番組で紹介された事のある基山ラーメンをチャーハンとのセットで食べました。
ふつーに美味しいというか、もし全く期待しないで食べたら「あ、意外といけるじゃん」というくらいの味なのでした。