年月(としつき)のじゅうたん

自室のカーペットを10年ぶりに替えます。
淡いピンク系(年月を経てくすんでる)からアイボリーに。
表面にはひし形に縫い糸が交わっていて、毛足が今までのものより長め。
撥水・撥油・防ダニ機能あり。

他にも気に入ったのがあってしばらく迷ったけど、思い切って決めてきました。
受け取りは一週間後。
この部屋の家具を全部動かすことを考えると途方に暮れるけど、敷き終わった部屋を想像すると楽しみでもあります。


‥‥


10年前には、こんな風に積極的に迷って決めた記憶はなくて。
むしろ僕自身は替えたくなかった、替える必要を感じていなかったのだけど、母がしきりに「もうボロボロだから変えないと」と主張したことに根負けして、一緒にホームセンターに行って、これならまぁいい、と元の色に近いものを選んだのだったかな。
10年前の自分は衣食住への興味が無かったし、長年慣れ親しんだものを変えることに対して、今以上に強い抵抗感を持っていた。
新しいカーペットが知らず知らずのうちにまた古びていくように、時間は流れる。
変わらないようでいて、確実に変わり続けてる。