拡大写真メイキング

昨日、はてなハイクに「拡大写真」と銘打ってアップした写真たち。

この発想は結構気に入っているので、思いついたきっかけと撮影方法を書き留めておきます。

きっかけは月から降ってきた

↓元日の夜に撮影した、満月の写真。

今使っているデジカメは、月の模様を手持ちで撮影できてしまいます。
この日は空気が澄んでいたので特に綺麗に撮れました。

こんな風に「遠くに小さく見えるものを超拡大」できるのなら……「近くにあるものの細かい部分を超拡大」もできるんじゃない!? と唐突に閃いたのは、ベッドの中でうだうだとまどろんでいる時でした。一体何をどういう順序で考えていたのか、もはや思い出せないけど。

デジカメで撮った写真を等倍で見ると、時々、肉眼では見えていなかったディテールまでくっきりと写っていて面白いもの。その「意外なディテールの部分」だけをトリミングすれば、いい作品(というか、写真ネタ)ができそう。

そう思って、拡大して絵になりそうな被写体を家の中で探しました。

つくりかた

このデジカメ、ズーム&マクロ(テレマクロ)で近くのものを撮ろうとしても大抵フォーカスが合ってくれません。
そこで、広角のまま近付いて最大の解像度で撮影します。
ちなみに、いりごまの元の画像はこんなん。

いりごまオリジン

等倍でトリミングしてもしっかり解像感が出るように、ISO 100で、フラッシュは強制発光。明るくなりすぎないよう、絞り値とシャッタースピードも(てきとうに)手動で設定。
この画像そのものは周囲が暗くて失敗写真っぽい気もするけど、今回は切り出す部分さえ綺麗に写ればOK。

トリミングは等倍にはこだわらず、なんとなく収まりがいいと感じた範囲を切り出してます。今回はデジカメのトリミング機能を使用。基本的に、元画像の中心部分を切り出します(中心から遠ざかるほどピントが甘くなるため)。
あとはPhotoshop Elementsの「自動コントラスト調整」をかけて、最後に「Web用に保存」でアップ用のサイズに縮小したらいっちょあがり。

レタッチや縮小はフリーソフトでもできるから、それなりのコンパクトデジカメが一台あれば作れるはず。
なので、他のハイカーさんも真似してくれないかなーって密かに期待してるんだけど……今のところ自分だけだね……(笑)