1500曲インポート備忘録
前回書いたゲーム音楽CD取り込み(&ライブラリの整理)作業の、細かい部分についての覚え書きです。
普段ならプライベートな場所に書き留めるようなマニアックめの内容ですが、どなたかの参考になるかもしれないので公開してみます。
ライブラリ作成
CDの枚数からみて膨大な量になることは明らかだったので、ゲーム音楽専用のiTunes ライブラリファイルを新規に作成。
1 台のコンピュータで複数の iPod を利用する方法(方法3)
インポート設定
できるだけ悩まずに満足できる音質で取り込むべく、聞き慣れているAAC形式を選択。
ビットレートは、「オリジナル(CD)が寿命で再生できなくなってもあんまり困らない」よう、少々大きめに。
オリジナルサウンドトラックの場合は、ゲーム機の音の進歩に合わせて、
SFC……128〜160kbps PS……196kbps PS2・Wii……256kbps
を選択。
ムービーシーンやアレンジ盤など、生の楽器・ヴォーカルが収録されたトラックは全て256kbpsで。
VBRはやっぱりなんとなく音の印象を好きになれなくて選択せず。
それと、「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用する」にチェック。
アートワークの取得
iTunes Storeでも販売されているアルバムなのにアートワークを取得できない場合は、アルバム名の表記をiTunes Store上のものと同じにする。(iTunes Storeの楽曲をウィッシュリストに入れると、プロパティからコピーできる ※iTunes 9ではできなくなりました……。)
それ以外のアルバムは、ジャケットの画像をGoogle イメージ検索とはてな検索で探した。
(はてなキーワードのASINページがAmazonから取得している大きい画像は、白い枠が少なくて都合がよかったため)
1つのアルバムに複数のアーティストが混在している場合
「アルバムアーティスト」欄にメインのアーティストの名前を入れるか、「コンピレーションの一部」とする。
どちらにするかでiTunes上での曲の探し方等が変わるのだけど、詳しいことは割愛。
分かりやすい解説記事を見つけました→iTunesでベストアルバムをまとめる - yusuke-watana.be
複数枚組のアルバムはどう扱う?
基本的には、取得したアルバム名から[Disc x]を除いて1つのアルバムに統一。
ただし、昔頻繁に聴いていて思い入れのあるサントラは例外的にまとめず。(1枚ずつが別のアルバム扱いになっていたほうが、CDを入れ替えて聴いていた当時の感覚に近いんです……)
実作業に関するトピック
古いCDの中にはカビで汚れたものが多く、眼鏡拭きが必需品でした(何度も風呂場で洗って使った)。
洗った後はキッチンタオルで水分を吸わせると早く乾いて、部屋干しの匂いを抑えられます。今回思いがけず得られた生活の豆知識。
どうしても取り込めないCD
CDの傷みの程度が酷くて、何度試してもインポートが曲の半ばで中断されてしまうトラックが1曲だけありました。
ちなみに、『ピアノコレクションズ FF?』のケフカのテーマ。まさかゲームの外でもケフカに行く手を阻まれようとは。
わらにもすがる思いで、DVDドライブに付属していた「B's Recorder GOLD9」を使って取り込んでみたらあっさりと成功。侮れないなあ。
IXの次はXだよ(1/15追記)
『FF』シリーズのナンバリングはローマ数字表記。だけど取得できるアルバム名の中ではアルファベットの組み合わせで表記されていて(8→VIII)、そのままではアルファベット順にソートされるためシリーズ順に並んでくれない。そこにこだわる一工夫。
プロパティの「アルバムの並べ替え」欄に、アルバム名のローマ数字部分を2桁の数字に置き換えた文字列を入力する。
例:
Piano Collections FINAL FANTASY VII
↓
Piano Collections FINAL FANTASY 07